ガラスの製造方法のひとつフロート式について解説

query_builder 2026/07/05
コラム
89

板ガラスは現在、フロート式という製造方法で作られています。
フロート式で作られたガラスは表面が平らで、透明度が高いというのが大きな特徴です。
ここでは、フロート式というガラスの製造方法について詳しく解説していきます。

▼フロート式の由来
フロート式はイギリスのピルキントン社によって1952年に開発された製造方法で、現在は世界各国のガラスメーカーで使われている方法です。
フロート式が開発される前は、表面に凹凸があるガラスが使われており、このガラスを通して景色などを見ると歪んで見えるという特徴がありました。
このガラスを使って鏡を作ると鏡に映るものが歪んで見えてしまうため、表面を磨いて平らにする必要がありました。
フロート式で作られたガラスは表面に凹凸がないので、磨かずに鏡を作ることが可能になりました。

▼フロート式の製造工程
フロート式でガラスを作る際の製造工程は、次の通りです。

①溶かしたガラスの原料を、溶けた錫(スズ)が敷かれたフロートバスに浮かべる
②細かい温度調査によって板幅や厚みの均一な板ガラスに成形する
③ゆっくりと時間をかけて冷やし固まったら指定のサイズにカットする
溶けた錫は表面が平らでガラスよりも比重が重いため、錫の上に流されたガラスは錫の平面を写し取って平らに仕上がるのです。

▼まとめ
フロート式とは、現在世界各国で行われている板ガラスの製造方法です。
平らな錫の上に溶けたガラスを流して作る方法で、磨かなくても平らで透明度の高いガラスが仕上がるという点が大きな特徴です。

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